泥縄式
お店のポジショニングはホストクラブにおいては重要なポイントです。
まずホストクラブは大きく分類して、高級店、中級店、格安店があります。
このうちの、どこにポジショニングするのかによって、お店のコンセプトや、
男性のイメージまでが影響を受けることになります。
ある高級店に属するお店では、高級店とポジショニングしてから、内装はヨットのキャビンをイメージするものに、男性はおじさま系で統一するというように決定していったのだそうです。
おじさま系というのは年齢が高いという意味だけではありません。
仮に二十代後半や三十代であっても、落ち着いた雰囲気をもった男性を採用しているという意味です。
またおじさま系でありながら経験値が豊富で、個性的な男性を配して、高級店にふさわしいサービスを提供する、
中段には上位の男性をサポートする、力量のある中堅の男性をポジショニングして、サービスレベルの均一化を図ります。
そして中堅の男性の隙間をアルバイトの男性でうめていくわけですが、
外見や身のこなしが大人系なので、おじさまと言うには年齢が若くても、不思議と違和感がなかったりします。
これを正統派ポジショニングの典型例とすれば、その逆に泥縄式のポジショニングという方法も存在します。
この「泥縄式」という言葉に懐かしさをおぼえた人もいるでしょう。
試験の前に一夜漬けで勉強するとき、出そうな箇所を泥縄式に覚えていく。
泥縄というのは「泥棒を捕まえて縄を綯う」からきた言葉です。
事後に準備しても間に合わないという教訓ですね。